職業:会社員
お名前:Y.M.さん
キャリア概要: 大学院博士後期課程修了後、大学で博士研究員として2年弱、副作用を低減した抗がん剤の研究に従事。その後、バイオベンチャー企業にて5年弱、同様の研究、および治験薬製造のための書類作成やベンダーマネージメントなどに携わる。会社の規模縮小や方針転換を期に、より広い疾患やモダリティを扱いたいと考え、大手製薬企業に研究職として転職。入社3年目でキャリアの方向性に悩んでいた時期に、以前からつながりのあった岩田さんのキャリコーチングを受ける。コーチングを受け、自分が仕事で大事にしている価値観を再認識し、より価値観とマッチした部署への社内異動を果たした。 |
私が転職エージェントだった頃から繋がりがあったMさん。キャリアパスにお悩みのタイミングでお申し込みをいただきました。
博士をお持ちで製薬会社の研究職という一見理想的なキャリアですが、ご本人は今後の方向性が言語化できずお悩みでした。
2回目のセッションで、Mさんのやりたいこと=「社会に貢献できている実感がある仕事を強みを使ってしたい」という抽象的な言語化ができた所で、それはどんな職種か、どうやってキャリアを転換していくか?を具体化するサポートをさせていただきました。
もともと強い思考力と行動力をお持ちなので、一旦方向性(目標)が決まった後はどんどん自主的に行動されていました。
キャリアコーチング受講から半年程経った頃に、希望の部署に異動が決まったご連絡をいただきました。
今回はそんなY.M.さんに3ヶ月コーチングを振り返っていただきます!
全5回のセッションと継続コーチングを振り返って
キャリアの方向性が具体化できなかったのがきっかけでキャリアコーチングを受講
キャリコーチングを受けようと思ったきっかけは、上司とキャリア面談をした際に、今後自分が進みたいキャリアの方向性が具体化できなかったためです。
これまでの研究生活の中で、もっと社会の人々に直接的に貢献したい想いが強くなっていました。ただ、具体的にどのような仕事できれば自分自身が納得し、充実感が得られるのかが見えておりませんでした。
そんなときに岩田さんのコーチングを受けました。面談時を通して、私のキャリアの歩みを共有しながら、なぜその道に進もうと思ったのか、どういう想いを持っていたのかなどを深堀りしていただきました。
自分のやりたいことや、大事にしている価値観を言語化→希望部署への異動を勝ち取り実現。
面談を進めていく中で、自分は実行力が弱いと思っていたのですが、岩田さんから、決めたら早いし最後までやり遂げていますよねというフィードバックをいただきました。
また、自分が仕事において大事にしている価値観や、逆に特に重視していない価値観についても認識できました。当時、ちょうど社内イベントで、私の価値観ややりたいこととマッチした本社のとある部署の存在を知り、公募制による異動を決意。
これまでの職歴とは異なる業種へ挑戦となるため、自分に足りていない知識や、経験を補うべく、異動に向けた行動を開始しました。
社内公募がいつ出るかはわからない中行動しておりましたが、運良く行動開始から半年ほどで公募が出たため、上司へ相談の上応募。結果として、他の応募者もいた中、希望部署への異動を勝ち取り、異動することができました。
岩田さんのコーチングを受けなければ、キャリアの方向性を具体化することに、相当な時間を要していたか、あるいは今も異動せずにもんもんとした気持ちで仕事をしていたと思います。
岩田さんに、面談を通じて自分のやりたいことや、大事にしている価値観を言語化するサポートをしていただき、感謝しています。ありがとうございました。
よくある質問にお答えいただきました
ー今回なぜキャリアコーチングを受けてみようと思いましたか?
上司とのキャリア面談でうまく自分の今後のパスを言語化できなかったこと、社内だけではなく、外部の第3者の視点も踏まえてどのようなキャリアの描き方があるのかを知りたいと思ったため。
ー岩田の印象はどうでしたか?
傾聴する姿勢で話しやすかったです。年齢が近いこともあったかもしれませんが、高圧的な感じは全く無く、自然体で話すことができました。
ーコーチングを受けて一番得られたこと/変化したことは何ですか?
自分が仕事に何を求めていること、大事にしていることを知れたことが大きかったです。自分が仕事・生活をする上での軸がはっきりしたことで、キャリアの方向が定まりました。
ーキャリアコーチングをどんな人にオススメしますか?
自分の仕事やプライベートで大事にしている価値観や、判断軸がうまく言語化できない方に勧めたいです。キャリアコーチングは、自分が何を仕事やプライベートに求めているのか、何を基準にGo/No Goを判断しているのかを知るとても良い機会でした。自分の軸が何か?を知っておくと、マッチするキャリアパスを描きやすくなり、努力すべき方向性も見えてくると思います。
ー最後に岩田へのメッセージを頂けると嬉しいです。
この度は、サポートくださり誠にありがとうございました。岩田さんのコーチングを受けたおかげで、自分の進むべき方向を定めることができました。岩田さんは、相手の話を聞くだけでなく、適切に質問し、面接者が自分の考えを言語化するサポートが上手だなと思います。ぜひ、今後も定期的に振り返りのお手伝いもしていただけると嬉しいです。引き続きよろしくお願いいたします。
Mさん、ご異動おめでとうございます!研究から全く異なる本社機能に異動するにはちょっと時間がかかるかなと思ったのですが、スピーディーな実現でしたね。やはり本気で行動する人には運も味方をするんだなと感じました。
初回セッションではやりたいことがボヤっとしていましたが、2回、3回と重ねていくうちに、具体化と実現への方法探し、戦略構築まで進めたのがさすがという印象でした。 一旦方向性と方法が定まれば、後はMさん持ち前の行動力で進めていけると思ったので、内心時間の問題だとは思っていました。半年後に異動のご連絡をいただいた時は、とっても嬉しかったです! 今後のキャリアでもぜひ長期的視点を持ち、目標設定を続けていただければと思います。こちらこそ引き続きどうぞよろしくお願いいたします! |