「最近仕事に行くのが辛い・・」
「目標がなくて、何をしてもやる気がでない」
「とにかく疲れた・・」
長く社会人をやっていると、こういう時期を誰しも経験するのではないでしょうか?
私たちの多くは一日8時間以上働いています。つまりは仕事が辛いと、人生のほとんどを嫌な気持ちで過ごすことになってしまいます。
そんな人生絶対嫌ですよね。仕事が辛いのは当たり前だから、我慢するしかないんだ・・なんて思わないでください!
今回は仕事が辛い時の対処法4つについて書きました。
よくある仕事が辛いと感じる主な原因3つ (人間関係、労働環境、仕事内容)
仕事が辛いと感じる原因はいくつかあります。複数の原因を同時に抱えている場合も多いです。
ここでは、仕事が辛くなる主な原因についてお話ししていきます。
① 職場での人間関係が良くない
「上司と馬があわない」
「新しいチームになかなか馴染めない・・」
など職場での人間関係に悩んでいる方はとても多いです。厚生労働省が発表したリサーチによると、3割以上の働く人が、対人関係の悩みを抱えています(実際もっと多いのでは・・)。
特に上司との関係性が良くない場合、仕事内容やキャリアに関しての相談をすることが難しくなり、悩みは深刻になります。
最近「心理的安全性」という言葉をよく聞きますが、日本の会社では、まだまだ上司と”本音”で率直に話せるような関係性はまれですよね。
また、上司やチームだけでなく社風自体が合わない場合は、転職なども視野に入れる必要が出てきます。
② 労働環境が良くない
人間関係に問題がなくても、それ以外の労働環境に原因がある場合も多いです。
以下が具体的な労働環境に関する悩み:
- 労働負荷が高い&時間も長い(毎日の残業、休日勤務が当たり前など)
- 有給休暇がとれない
- 働き方に柔軟性がない
- 心や身体の相談に乗ってくれる専門スタッフがいない
長時間労働であったり、休みがとりにくい職場の場合、プライベートの時間や家族と過ごす時間がなくなり、ストレスが大きいです。
過重労働は直接心身の健康に影響を及ぼします。社内に相談できる専門スタッフがいないなど、体制が整っていない場合は、転職や休職を検討する必要もあります。
③ 仕事内容に不満がある
仕事内容自体に不満があり、仕事が辛くなるケースもあります。
以下が具体的な例です:
- 仕事量が多すぎる(少なすぎる)
- 仕事内容が自分のスキルに合っていない(難しすぎる or 簡単すぎてやる気がでない)
- 仕事の内容が自分の目指すキャリアパスに全く合ってない
- 仕事の裁量権が極端に低い
仕事内容の不満というのは、人間関係や労働環境の問題に比べて表面化しにくいですし、我慢しがちです。
しかし、モチベーションの低下などを長期にわたり放置してしまい、いきなり退職してしまうなどのこともありえます。仕事内容への不満は無視しないようにしましょう。
仕事が辛いのを放置するデメリット
仕事が辛い状況を我慢して放置した場合、下記のようなデメリットが発生します。
- 悩んでいる時間を無駄にしてしまう。1年あれば異動や転職など新しいことができる。
- 問題を放置した結果、より大きな問題が発生する(モチベーションが低いまま仕事を続けた結果、給与が下がるなど。)
- ストレスがたまって体調をくずしたり、精神的に不安定になってしまう場合がある。
もし体調を崩したり、精神的に不安定になってしまうと、転職活動自体が難しくなってしまうので、早めに対処をしていく必要があります。
仕事が辛いときの具体的な対処法4つ
それでは具体的な対処法を4つご紹介します。
① 仕事が辛い理由を書き出して整理する
まずは、なぜそんなに仕事が辛く感じるのか、理由を書き出してみてください。自分でもどうして辛いのか分からなくなっている場合があるので、一旦現状を整理してみましょう。
大きなことから小さなことまで一旦全部書き出してみると良いです。そしてその中からどれが一番の原因になっているのか、考えてみてください。
大なり小なり仕事への不満はあると思うのですが、その中で一番自分を苦しめている理由を見つけることで、問題解決の優先順位がわかります。
② 絶対一人で抱え込まないで相談する
一番大切なことは仕事が辛いときは絶対に一人で抱え込まないことです。仕事やキャリアの悩みは、相談できる適切な人があまりいないので、一人で抱え込んでしまっている人が多いです。
一人で悩んで悩み続けても解決しないことが多いですし、必要以上の不安を感じてしまいます。そして何よりも時間だけが過ぎてしまいます。絶対に一人で抱え込まないで誰かに相談してくださいね。
相談できる相手としては下記のような人がいます。
- キャリアコーチ、カウンセラーなどの専門家
- 家族、友人
- 上司、同僚など会社の人
よく、友達、家族、同僚、上司など身近な人に相談しましょうと言う話を聞くのですが、私は自分の経験からもプロに話を聞いてもらうことが一番のおすすめ。
悩みを身近な人に相談した場合、その人の主観や考え方に基づいたアドバイスをするので、
「お給料もらってるんだから、我慢するしかない。」
「仕事なんて大変で辛いものでしょ」
などと言われて余計落ち込んでしまうというケースも。
また、上司や同僚に相談した場合、利害関係があるので、本音でお互い話せないという事があります。
一方、キャリアコーチやカウンセラーであれば、第三者視点で客観的に悩みを理解、共感し、アドバイスがもらえます。それなりの規模の会社であれば社内に相談室があり、カウンセラー、産業医などがいるので相談を検討してみてください。
一方、私は会社員の時は、いくらプライバシーは守られるとしても、なんとなく社内の相談室には相談する気持ちになれませんでした。そういう方は社外でちゃんと相談できる場所や人を見つけましょう。
③ しっかり休みをとって仕事のことを考えない時間をつくる
仕事が辛くて悩んでいる時は、休む自分を許してあげてください。日本人は勤勉なので、休まないことを美徳する文化がありますが、しっかり休暇をとることはとても大切です。
毎日ストレスと戦っていると、緊張で方や背中がガチガチだったり、夜も悩んでいることを思い出して何度も目が覚めたり・・・ということありませんか?
それは心と体からのSOSです。きっとがんばりすぎなあなたは、辛くても毎日仕事をがんばっているんですよね。
本当に辛いときは、無理をせずしっかり休暇をとってリフレッシュしてください。仕事から離れている間に、「本当は自分がどうしたいか」が思い浮かぶかもしれません。
④ どうしても状況改善が難しいときは転職を考える
どうしても仕事が辛い原因を改善できない時には、転職を検討することがお勧めです。
特に人間関係や労働環境は自分の力で変えることが難しく、より良い環境へ移動した方が時間を無駄にすることなく、ストレスから解放をされることができます。
転職先を選ぶ際には、自分が何を改善したくて転職をするのかを忘れないようにしてください。それを忘れてしまうと、せっかく転職してもまた同じことで悩んでしまうかもしれません。
また、一時的な問題解決としてではなく、長期的なキャリアプランと目標も考えた上で転職先を選びましょう。
仕事が辛いとついつい早く辞めることが優先になりがち。有休もしっかり使いながら後悔のないように転職先を選んでください。
また、今は転職だけでなく、副業、フリーランス、プチ起業などキャリアの選択肢はたくさんあります。
どんなキャリア選択が「あなたが生きたい人生」への近道になるのか、Career Coach Yoshieのサービスでは、それを一番大切に考えていきます。
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まとめ
さまざまな原因で、仕事の悩みを抱えている方がいます。無視して辛いまま仕事をつづけてしまうと、ストレスで心身に不調が出たり、限りある時間を無駄にしてしまったりのデメリットがあります。
仕事が辛くて悩んでいる方は下記の対処法を試してみてください。
- 仕事が辛い理由を書き出して整理する
- 絶対に一人で抱え込まないで誰かに相談する
- 休暇をとって仕事のこと考えない時間をつくる
- どうしても状況改善が難しいときは転職を考える
あなたが生き生きと楽しく働けるように応援しています!